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点線で囲まれた原子（自キャラ）を動かしながら、他の原子と結合して分子を作成する倉庫番風のパズルゲーム。登場する原子はC（炭素）・N（窒素）・O（酸素）・H（水素）の4種類で、各原子は結合できる数が決まっており、それぞれCが4・Nが3・Oが2・Hが1となっている。各ステージは、これらのいずれかの原子になった自キャラを操作することになる。

分子結合をテーマにしているが、プレイするのに化学の知識は一切不要。と言うのは、各原子には結合数を示す丸印が原子の周りに表示されていて、それらの丸印を余らさずに全ての原子を結合することさえ目指せば自ずと化合物が出来上がるようになっており、またたとえ存在しない化合物であっても条件さえ満たしていればクリア扱いとなるからだ。

ボリュームに関しては申し分なく、通常ステージだけで124面あり、更に通常ステージを全部クリアすると…なんと、かなり高難易度なボーナスステージが追加で20面登場！問題の質や難易度曲線も非常に良好。ギミックもいくつかあり、同じようなステージばかりでダレるということもない。ステージクリア後に作成した化合物に関する豆知識が表示されるのも良い。

不満点があるとすれば、一部の隠し実績（Secret Symbols）の取得条件がガイドを見ないと分からないこと。ゲーム中になんらかの形でヒントが示されていると良かったと思う。例えば、作成できる化合物のパターンが複数あるステージの場合、解答が複数あることをそれとなく分かるようにするとか。

undoは無制限にできるものの難易度は全体的に高めなので、歯応えのあるパズルゲームを求めている人に特におすすめ。シンプルなパズルゲームにしては価格がやや高い印象があるので、よほどプレイしたいと思わない限りはセール価格で購入するのが無難かも。

数字が書かれた丸を島に見立て、島と島の間に橋をかけて最終的にひとつながりの大陸を作るロジックパズルゲーム。数字は橋をかけられる本数を表している。上下左右の方向に島が隣り合っていれば橋をかけることができるが、橋は一方向に最大2本までしかかけられない。また、橋を交差させたり島を飛び越えて橋をかけることもできない。

ゲームの特徴の一つとしてスコアシステムを採用しており、ヒント機能を使わずに問題をクリアするとスコアを多く獲得できる仕様になっている。（詳しくはストアページ参照）
初心者向けの救済として、島を2秒ホールドすると自動的に橋をかけてくれるヒント機能あり。

全300面+ステージ自動生成システム付き。

開発元がSlither Linkを開発したところで、Slither Linkの出来が良かったのでこちらのゲームも期待してプレイしましたが、簡単な問題ばかりで正直期待外れでした。問題数は300問と多いものの、ニコリの難易度に例えると「らくらく」程度の問題ばかりで、解きごたえが感じられないのが非常に残念に思いました。
ステージ自動生成システムに関しても、3段階の中で一番難しい難易度にしてもせいぜい「おてごろ」程度で大して難しくならず、「たいへん」「アゼン」クラスの問題で遊べないのでガッカリしました。

※ニコリの難易度については、簡単な順に「らくらく」「おてごろ」「たいへん」「アゼン」

簡単なパズルをサクサク解くことを好む人ならそれなりに楽しめる内容かもしれませんが、ペンシルパズルに関してはそれなりの歯ごたえを求める自分にはイマイチ満足感を得られなかったので、サムズダウンとします。歯ごたえのある問題をパズル雑誌以外の媒体で遊びたい人は、コンセプティスのブリッジパズル[www.conceptispuzzles.com]（スマホアプリ）をプレイすることをおすすめします。酷評になりましたが、やはり自動生成で無限に遊べるのは魅力的だと思うので、将来アプデで難しい問題を遊べるようになることを期待します。

ギミックが一切登場しないオーソドックスな倉庫番パズル。全100面。

ストアページによると、盤面が小さいのでSOKシリーズでは一番簡単とのことだが、個人的には無印よりも難しいと感じた。他の方のレビューにも「難しい」「ガイドを見た」という声がチラホラ見受けられたので、倉庫番パズルとしてはなかなか難しい部類と思われる。

一応、無料のDLCを適用してPRO版にアップグレードすることでundo機能を使用できるようになるが、1手しか戻せないのは少し残念に思った。

ステージ数が100面とそれなりに多いもののグラフィックがあまりにも質素なので、フルプライスで買う価値があるかは正直微妙なところだが、セール価格で購入するのであれば、歯ごたえのある倉庫番パズルを求めている人なら十分満足できるゲームだと言える。ちなみに自分は95面に非常に苦戦した。このステージだけで数時間悩んだかもw

マウスだけでプレイできるポイント＆クリック型の謎解きアドベンチャーゲームです。シリーズの2作目で、今作では前作にも登場した全身白タイツを着た小人が宇宙人に連れ去られた飼い犬を助けに行くというストーリーになっています。
謎解きの難易度は普通程度だと思いますが、ヒント機能がないので、この手のゲームに慣れていない人がプレイすると結構苦戦するかも。まあ有り難いことに、クリックで反応がある箇所はポインタの形が変わるので、詰まりそうになってもポインタをグリグリ動かしてクリックできるところを手当たり次第ポチポチすれば大抵はなんとかなるかと思います。
ただ、初見でも大体1～2時間ぐらいでクリアできるほどボリュームが少ないので、定価で買うのはおすすめしません。よほどシリーズのファンか開発元であるAmanita Designのファンでない限り、セールで大幅に安くなってから買うことをおすすめします。前作を未プレイの方が購入を検討する場合、前作は無料でプレイできるので、先に1をプレイしてから2を購入するかどうか判断すると良いと思います。
ボリュームこそ少ないものの、シュールな世界観に思わずクスリとしてしまうこと請け合いのゲーム。疲れた時にほっこりしたい場合にプレイすると丁度良いのではないかと思います。

楽譜をモチーフにしたパズルゲーム。楽譜上の音符をスライドして同じ音符同士をマージさせ、最終的に音符を全て消すことがゲームの目的となる。音符には全音符・2分音符・4分音符の3種類があり、4分音符同士を結合すると2分音符に、2分音符同士を結合すると全音符に変化し、全音符同士を結合することで消滅させることができる。音符は一度動かすと行き止まりか他の音符にぶつかるまで止まらないので、パズルを解く時はある程度先読みして音符を動かす必要がある。
全50ステージ。ゲームの操作はマウスに対応。

・ギミック要素がいくつかあり、単調で飽きさせない工夫がなされている。
・アコースティックギターを用いたサウンドが心地よい。
・150円という低価格。
・楽譜や音符が読めなくても全く問題なくプレイできる。

・undoが使えない。（ゲーム自体の難易度は全体的に低めで解法の手順もさほど複雑でないので、そこまで問題ではない）
・ステージ数が少ない。パズルが得意な人なら1時間ぐらいで全クリできると思われる。
・各ステージにダイレクトに移動できるステージセレクト画面がない。
・BGMの種類が少ない。1種類しかないっぽい？

ステージの序盤は全く考えることなくクリアできるためパズルゲームとして特に面白いとは思いませんでしたが、6面辺りから音符の動かし方やマージする順番をよく考える必要が出てきて、パズルとしての面白さが俄然増してきました。「これらをマージするには、異なる音符を持ってきて壁代わりにする必要があるな」「これらを先にマージするとこっちに到達できなくなるな」といった具合にあれこれ思考するのが楽しい。音符を全て消した後にスッキリ感が味わえるのも良いと思います。
パズルの難易度に関しては、いくつか少し難しい問題があるぐらいで全体的に低めなので、上級者には物足りないかなと思います。パズル初級者～中級者や、リラックス目的でパズルゲームをプレイしたい方に特におすすめ。

線状の道を線形の自機を操作して突き進み、道中パズルを解きつつ黄色の星を集めながらゴールを目指すパズルゲーム。ボーナスワールド含め全8ワールドで、パズルの総数は300ほど。黄色の星とは別に緑色の星があり、こちらは隠しアイテム扱いとなっている。メインモードとは別にスコアタックに挑戦するチャレンジモードあり。
ゲームの操作はキーボードとコントローラーに対応。
ストアページでは言語について「日本語はサポートされていません」と記載されているが、オプションで日本語に変更可能。

・音楽が秀逸。
・ワールドを進めるたびに新しいギミックが登場する。
・隠しアイテムである緑色の星を取得できる高難易度のパズルに任意で挑戦できる。
・マップ画面で緑色の星の位置が白い点として表示される。これによって大体どの辺に隠し通路があるのか予想しやすくなる。
・メニューから「レベル選択」を選ぶことでマップ上のチェックポイントに任意に移動できるようになる。これによって取りこぼした緑色の星を集めやすくなる。（自分はこれについて、緑色の星を全て集めた後で他の人のレビューを見て気付きましたW あのとてもなく広いステージを時間をかけて行ったり来たりしていたのが悔やまれる…）
・スコアタックに挑戦するチャンレンジモードがあり、リプレイ性がある。

・パズルの中にはシビアなタイミングを要求されるものがあり、純粋な思考型のパズルゲームを求めている人にはゲームが合わない可能性がある。

・ゲームを進めていると鍵を紛失したりなどして進行不能バグと思われる状況に陥ることがあるかもしれませんが、該当のパズルのところでリスタートすれば初期状態に戻るのでご安心を。
・よし！緑色の星を全部ゲットできたぞ。と思ったけど実績が解除されない。まだあんのか？→（マップ画面を開き、どこか途切れている箇所がないか見てみる。）

各ワールドのマップが結構広大で、ゲームをプレイ中は壮大な冒険をしているかのような気分を味わえました。音楽も幻想的なグラフィックによくマッチしており、ある意味芸術作品の粋に達したパズルゲームと言っても過言ではないと思います。面白いなと思ったアイディアは、各ワールドの終盤で道中に敵やギミックとして登場した線形と同伴して協力しながら道を進んでいくところ。よく漫画である敵が味方になると頼もしいという胸熱展開を、まさかパズルゲームで味わえるとは…
ゲームの難易度はただクリアしてエンディングを見るだけならそこまで難しくはないですが、緑色の星を全て取得するとなると結構難しいです。そういう意味で、このゲームはパズル初心者から上級者まで幅広い方におすすめできるゲームだと思います。パズルゲームの中でも紛れもない傑作なので、パズル好きの人にもそうでない人にも是非プレイしてほしいゲームです。

全6ステージのオーソドックスな縦シュー。メインのアーケードモードとは別に、3分間という制限時間でスコアタックに挑戦するキャラバンモードあり。難易度は「NORMAL」「HARD」「DEVIL」の3種類があり、オプションで変更可能。
操作はキーボードとコントローラーに対応。日本語には対応していないが、言語に依存しないゲーム性なのでその点は問題なし。

自機の周囲には攻撃をアシストしてくれるポッドがくっついており、任意で前方・横・後方のいずれかに設置することができる。自機は基本的に前方にしか攻撃できないが、ポッドを横に配置することで横方向に、後ろに配置することで後方への攻撃が可能となる。また、ヘッドパーツというショットの性能を変更するアイテムが6種類あり、敵を自動追尾するホーミングや壁を貫通できるレーザーなど多種多様なショットが用意されている。ヘッドパーツは道中でアイテムボックスを破壊し、出現したもの拾うことで装着可能。ヘッドパーツそのものが最初から浮遊している場合もある。
ゲームはライフ制ではなく、ヘッドパーツを何も装着していない状態で敵の攻撃を受けたり、壁にぶつかったりするとその時点でミスになる。だが、ヘッドパーツを装着している状態でダメージを受けると、ヘッドパーツを失うもののミスにはならないという救済措置がある。
ゲームはコンボシステムを採用しており、敵やブロックなどを連続して破壊することでコンボが発生して得点がどんどん増えていく。なので、高得点を獲得するにはコンボを積極的に狙う必要がある。


・アーケードモードでスコアを一定数獲得すると残機が増える。
・コンティニューが無制限に使える。
・一度クリアしたステージは、ステージセレクト画面から任意に選択可能。
・オンラインランキングに対応しているのでリプレイ性がある。
・音楽が結構良い。ステージごとに専用のBGMが用意されているのもGOOD。
・自機の移動スピードを3段階でいつでも変更できる。
・無料。

・ヘッドパーツを取得する際、ショットの効果が一見で分かりにくい。
・難易度が低い。DEVILよりも更に上の難易度があると良い。

・おすすめのヘッドパーツはドリル。火力が高く、硬い敵も楽々撃破できる。
・ヘッドパーツのワイドやサイドは前方への攻撃が希薄になるので、取得する場合は注意されたし。
・他の方のレビューで「CHAIN 100の実績の取り方が分からない」という声があったので、アドバイスを記しておきます。
自分はキャラバンモードの序盤辺りで100コンボ以上繋げることができました。NORMALでも獲得できたので、難易度は関係ないと思います。（※難易度をHARDかDEVILにしてキャラバンモードをプレイ後、オプションを見ると難易度がNORMALに変更されているので、キャラバンモードはNORMALでしかプレイできないのかもしれません。）スピードはMAX状態のほうがいいかも。実績を獲得するのは容易ではないですが、あきらめなければきっとできる！

ヘボシューターの自分でもNORMALからDEVILまで2時間ぐらいでクリアできるほど、シューティング初心者に優しいゲームでした。難易度がNORMALの場合、よほどシューティングが苦手でない限りは誰でもクリアできるぐらいのでヌルさで、最高難易度のDEVILでもシューティング慣れしている人ならさほど苦労することなくクリアできると思われます。
とは言っても、油断すると即ミスってしまうぐらいの一定の緊張感は保っており、ステージも短いながら練りに練られた構成でテンポよく進むので、シューティングが得意な人でもこのゲームを楽しめると思います。なんせオンラインランキングに対応しているので、他のプレイヤーとひたすら切磋琢磨するという楽しみ方ができるのが良い。
個人的に不満な点は、パッと見でヘッドパーツの効果が分かりにくいこと。アイテムボックスから取得する場合であれば、ボックスに記された頭文字から何が出てくるかは予想できますが、ヘッドパーツ自体が最初から浮遊している場合だと、覚えていない限りは取得してみないと効果が分からない。ヘッドパーツにも頭文字を記すと良かったんじゃないかなーと思います。
弾幕もさほど多くないので、シューティングが苦手な人や未経験の人に特におすすめ。

某パズル雑誌で有名なペンシルパズル。格子点が等間隔に並んだ盤面にルールに従って線を引き、最終的に1つの輪っかを作ることを目指す。隣接する格子点は水平または垂直に線を引いて結ぶことができるが、斜めに引くことはできない。盤面に記されている数字はその数字の周りに線が何本引けるかを表している。例えば、数字が1の場合はその周囲のいずれかに線を1本引くことができ、数字が3なら3本といった具合。数字が何もない箇所には線がいくつ引かれるか分からない。輪っかを作る際は、線が途中で枝分かれしたり交差したり、輪っかを2つ以上作成しないよう細心の注意を払う必要がある。

ステージ数は全部で350問。サイズの違う7種類の盤面にそれぞれ50問が用意されている。更にメインステージとは別に各盤面ごとにステージを自動生成する機能が搭載されており、3種類の難易度で遊ぶことができる。
マウスオンリーで操作可能。ゲームプレイ中は左クリックで線を引くことができ、右クリックで☓印を付けることができる。

・問題数がとにかく多く、メインステージだけでも十分遊べる。
・5✕5サイズの1面と2面を除き解答は1つのみで、問題の質が良い。
・3✕3サイズや30✕25サイズなど、様々な大きさの盤面が7種類用意されている。まとまった時間が取れない時は小さい盤面で、時間がある時は大きい盤面で遊ぶという選択が可能。
・各ステージをプレイ中にタイムが表示される。ひたすら早解きに挑戦するという楽しみ方ができる。
・ステージを自動生成する機能があるので、永遠に遊ぶことができる。
・線を引いた時に周囲に☓印を自動で付けてくれる補助機能あり。
・undo（1つ前の操作に戻す）とredo（1つ後の操作に進む）を無制限に使える。
・他のステージを選択しない限りは、プレイ中のステージの進捗状況を一時保存できる。
・様々な背景が用意されており、任意で変更可能。

・チュートリアルやゲーム説明がない。パズルのルールを知らない場合は自分で調べる必要がある。
・5✕5サイズの1面と2面のみ解答が複数ある。（元々チュートリアルとして用意したらしいが、スリザーリンクのルールを熟知している人の場合、理詰めで1つの解答に導けると思っていることから却って戸惑うことになりそう。現に自分がそうだった。）
・ステージをスキップできない。

メインステージだけでも全クリに100時間以上かかり、120円とは思えないほどのボリュームで十分満足できた。更にステージ自動生成機能があるので、スリザーリンクが好きな人にとってはまさに神ゲーだと思う。難易度も非常に簡単なものから凄く難しいものまで様々なので、パズル初心者から上級者まで幅広い層におすすめできるゲーム。一部のステージを除きどの問題も解答が1つのみで、且つ理詰めで解けるようになっているので、ガチガチのロジックパズルが好きな人にもおすすめ。個人的にペンシルパズルの中でもトップクラスに面白いと思っているので、スリザーリンクをプレイしたことがない方に是非一度プレイしてほしいゲームです。チュートリアルはありませんが、パズルのルールが分からなくてもインターネットで検索すれば詳しいルールや解き方がヒットするので、その点は問題ないと思います。

タイルを入れ替えたり回転させたりして線を繋げていき、最終的に全ての線にエネルギーを通すことを目指すパズルゲーム。タイルにはいくつか種類があり、色によってそれぞれ役割が決まっている。
・紫：固定されたタイル。入れ替えることができず、回転させることもできない
・赤：入れ替えのみ可能なタイル
・緑：回転のみ可能なタイル
・青：入れ替えも回転も可能なタイル
他にも立体型のタイルや特殊なパーツがいくつかあり。
全77面。マウスオンリーで操作可能で、右クリックを押した状態でマウスをグリグリ動かすと視点変更ができる。ゲームの難易度を下げられる無料のDLCあり。

開発元がZup!やqopを制作したところで、いわゆる実績解除ゲーかと思っていたら、意外と歯ごたえのある難易度で予想外に楽しめた。特に終盤のステージにはかなり悩まされた。このようなパーツを組み合わせるタイプのパズルゲームでは、いくつかのパーツを使わないままステージをクリアできたりする場合があって、いまいちスッキリしないことがあるのだが、このゲームにはおいてはそれが一切なく非常に完成度が高いと言える。どのステージも全てのパーツをフルに活用しないとクリアできないようになっているので、1つ1つのステージが丹念に作り込まれていると感心した。難易度曲線も絶妙。
パズル好きな人に是非プレイしてほしいゲームです。おすすめ。

一度動くと壁にぶつかるまで止まらないキューブをゴールまで導くパズルゲーム。qopと同じタイプのゲームだが、こちらにはキューブの色を途中で移し替えるという独自の要素がある。このゲームでは大抵のステージは赤や緑など複数の色を取り入れた壁で構成されているのだが、どの壁に自由にぶつかっていいというものではなく、移動する際はキューブの色と壁の色が同一であるかどうかを見極める必要がある。もしキューブが自身とは異なる色の壁にぶつかった場合、自滅してステージを最初からやり直すことになる。色の変更は特定のポイントを通過することで可能。
全70面。メニュー項目やステージを選ぶ際はマウスを使い、各ステージをプレイする際はキーボードで操作を行う。

程良く頭を使うゲームで、値段相応には楽しめました。音楽もGOOD。
個人的にイマイチだなと思った点は、トライアンドエラーを前提としたステージがあること。なので、「行き当たりばったりに操作するのではなく、ゴールまでの道筋を予め脳内シミュレーションしてからクリアしたいんだ！」という人にはこのゲームは不向きなのかなと思います。
難易度に関してですが、英語レビューを見る限りでは難しいという意見も多いようですが、qopの1作目をプレイしていたためか、自分はそこまで難しいと思いませんでした。一部のステージがそこそこ難しいかなと感じたぐらい。

qopや同じようなタイプのゲームをプレイした経験がある人なら、さほど苦労することなくこのゲームをクリアできるかと思います。この手のタイプのゲームが好きな人や、迷路が好きな人に特におすすめ。